上司から『はよおけのぉ!』って言われたけど、どういう意味?!
上記のお悩みを解決します。
- 四国中央市の方言であろう言葉について
- 私が気になっているしこちゅ〜の方言
- 四国中央市にお住まいの方
- 四国中央市に転勤してきた方
それでは、本題に入ります。
私のインスタにしこちゅ〜方言動画をあげてみました!
本記事ではご紹介していない方言もチョイス
四国中央市の方言を挙げてみた
私が、しこちゅ〜にやって来て『方言かな?と感じているだけ』なので厳密に言えば違うかもしれませんが。
- (作業を)おく
- こたないん?
- うっとぐらい
- せこい
- いっきょん?
- むつこい
- かえってこぉわい
- どぉならい!
- もぉとん?
- いんだん?
- ほやきん(やきん)
- やらんかい
- おんかれる
- だれっちゃ
- ケーキ
- けんびき
- どななんぞ
順番に解説します
(作業を)おく
- 『(作業を)おく』=『中断する・帰る』
- 使用頻度=中
『方言』はよ、おかんかい!
『通訳』はやく、帰ったらどうですか?
こたないん?
- 『こたないん?』=『大丈夫ですか?』
- 使用頻度=多
『方言』しんどげやけど、こたないんなぁ?
『通訳』しんどそうですが、(体調は)大丈夫ですか?
うっとぐらい
- 『うっとぐらい』=『薄暗い感じのこと』
- 使用頻度=少
『方言』倉庫の中って、うっとぐらいなぁ
『通訳』倉庫の中は薄暗いですね
せこい
- 『せこい』=『疲れる・大変』
- 使用頻度=中
『方言』この荷物運ぶん、せっこいわぁ
『通訳』この荷物を運ぶのは大変です
いっきょん?
- 『いっきょん?』=『行きますか?・向かいますか?』
- 使用頻度=多
『方言』どこいっきょんな?
『通訳』どこに向かっていますか?
むつこい
- 『むつこい』=『味が濃い』
- 使用頻度=多
『方言』こんのスープむつこいわぁ
『通訳』このスープは味が濃いです
帰ってこぉわい
- 『帰ってこぉわい』=『帰ります。』
- 使用頻度=多
『方言』帰ってこぉわいなぁ!
『通訳』帰りますね!
どぉならい!
- 『どぉならい!』=『大変です!・どうにもならない!』
- 使用頻度=多
『方言』こなに散らかしてどぉならいや!
『通訳』こんなに散らかして、どうにもならないでしょ!
もぉとん?
- 『もぉとん?』=『戻っていますか?帰っていますか?』
- 使用頻度=多
『方言』親父さんはもぉとんな?
『通訳』お父様は帰ってきていますか?
いんだん?
- 『いんだん?』=『帰りましたか?』
- 使用頻度=多
『方言』もぉいんだんな?
『通訳』すでに帰りましたか?
やきん
- 『ほやきん』=『ですから~』
- 『やきんな』=『ですからね』
- 使用頻度=多
『方言』:ほやきん(やきん)、こうやって言よるやん!
『標準語』:ですから、このように言っているでしょう
『ほやきん』は、言葉の響きからしても伝わりやすいと感じます。
会話の流れからも判断しやすい。
”ほ”を付けずに『やきん』と言われる方も多いです。
四国中央市と同じ愛媛県の松山市では、『ほやけん』と言っているような気がします。(『じゃけん』も多)
ちなみに、語尾に『きん』を付ける人が多いです。
- 『できんきん』=『できないから』
- 『行くきん』=『行きますから』
やらんかい
- 『やらんかい』=『してください』
- 使用頻度=多
『方言』:ほやきん!はよ、やらんかい
『標準語』:ですから。早く、してください
なんていうか、全体的に言い方が乱暴(爆)。
四国中央市には、祭り好きで快活な方が多くいらっしゃるので会話もハデハデです。
ハデハデだぜ!
おんかれる
- 『おんかれる』=『怒られる』
- 使用頻度=中
『方言』:おんかれてしまうでぇ
『標準語』:怒られてしまいますよ
ニュアンス的にも分かりやすいですね。
あくまでも『おんかれる』は怒られる場合に使います。
自分が『怒る』場合には、普通に『怒るぞぉ!』と言います。(どやっすぞぉ!とも言います。)
ケーキ
- 『ケーキ』=『アイスクリーム』
- 使用頻度=低
『方言』:ケーキいるかいのぉ?
『標準語』:アイスクリームはいりますか?
妻のお父さんが『ケーキ』と言っているのを聞いたことあります。
子どもは、アイスクリームが出てきてびっくりしていました。
妻に聞いてみると、ご年配の方が使うことが多いとのことです。
けんびき
- 『けんびき』=『ヘルペス(口内炎)』
- 使用頻度=低
『方言』:けんびきが痛いわぁ
『標準語』:口内炎が痛みます
妻が『けんびきができたわぁ』と、よく言っています。
全国的には、『けんびき』=『肩のひきつり』とのことです。
だれっちゃ
- 『だれっちゃ』=『誰も』
- 使用頻度=多
『方言』:だれっちゃ、おらんかったわ!
『標準語』:誰も、居ませんでした
仕事中にも電話で使ってしまう勢いがあります。
どななんぞ
- 『どななんぞ』=『どのような具合ですか?』
- 使用頻度=多
『方言』:体調はどななんぞ?
『標準語』:体調はどのような具合でしょうか?
様々なシーンで使うことができる『どななんぞ?』です。
使用頻度も高めなので、覚えておいて損はありません。
まとめ
さあ!リピートアフターミー!
『方言』:今日もせこかったやろ?こたないんな?はよ、おかんかい!
『通訳』:今日も大変だったでしょう?大丈夫ですか?早く帰りましょう!
『方言』:どこいっきょんな?わいは帰ってこぉわいな!
『通訳』:どこに向かっていますか?私は帰りますね!
『方言』:もぉいんだん?!もぉとんな?!
『通訳』:すでに帰りましたか?!戻っていますか?
『方言』:ほやきん、はよせなおんかれるで!
『通訳』:ですから、早くしないと怒られてしまいますよ!
『方言』:だれっちゃ、ケーキ食べんかった!けんびきが痛むいよったわ!どななんぞ!
『通訳』:誰もケーキを食べませんでした!口内炎が痛むと言っていました!どのような具合でしょうか?
他にも、ご紹介したいしこちゅ〜の方言が見つかりましたら追記します。以上です。