スマホ育児って、どんな悪影響があるの?
上記のお悩みを解決します。
- スマホ育児の悪影響について
- ゲーム脳の予防や改善方法
- ゲーム脳の講演会に長男と一緒に参加してきました
- スマホ育児が気になっている方
- これから出産予定の方
それでは、本題に入ります。
スマホ育児で後悔する前に
先日、長男と一緒にゲーム脳の講演に行ってきました。
講師曰く
子どもがスマホに夢中になっているときの脳波は痴呆者と同じ。
講師のお言葉に驚きました。
子どもがスマホに夢中になっているときの脳波は、痴呆者と同じだというのです。
スマホから得られる画像・動画情報では前頭葉は活性化されないとのことです。
画像・動画情報は前頭葉よりも、感情を司る後頭部に流れやすい。
つまり、スマホに夢中になっている子供はこんな感じ
YouTubeって超楽しい!スマホゲームって超楽しい!
YouTubeやスマホゲームに夢中になっていると、感情をつかさどる後頭部が活性化します。
後頭部への神経回路が強固になる一方で、前頭葉は機能低下していくことに・・・。
前頭葉が機能低下するとどうなるの?
くわしく解説するよ
スマホ育児で前頭葉が発達しない可能性あり
子どもの脳は『10歳頃』までに急激に成長します。
10歳までの大事な期間にスマホばかり触らせていると脳の『前頭葉』という部分が十分に発達しない危険性があります。
スマホにばかり育児を頼っていると取り返しのつかないことになりかねません。
将来的に後悔してしまうこともありえます。
『前頭葉(おでこのあたりかな?)』は人類だけが、長い歴史をかけて獲得した重要な部分です
発達しないとどうなるの?
引用させていただきます
「前頭前野」は、「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」など、人間にとって重要な働きを担っているため、人間が人間らしくあるためにもっとも必要な存在といえます。
出典元:脳のはなし(https://www.active-brain-club.com/ecscripts/reqapp.dll?APPNAME=forward&PRGNAME=ab_brain_detail&ARGUMENTS=-A3,-A201812,-A20181221141722391,-A)
大事なところを抜粋します。
前頭葉が担っている働き6つ。
- 考える
- 記憶する
- アイデアを出す
- 感情をコントロールする
- 判断する
- 応用する
前頭葉って、大事な機能がそろっているんだね
前頭葉が未発達だと、さきほどご紹介した6つの逆のことが起こりうるよ
- 考えない
- すぐ忘れる
- アイデアが乏しい
- キレやすい
- 判断ができない
- 応用できない
こんなの絶対ダメ!
スマホ育児で『前頭葉の発達が妨げられる可能性がある』と講師は警鐘を鳴らされていました。
前頭葉が未熟だと、子どもにどういったことが起こる可能性があるか?
- すぐキレて友達と喧嘩する=感情がコントロールできない
- 学校に忘れ物を繰り返す=忘れっぽい
- 言われないとできない=自分で考えて行動できない
子どもにそんなふうになってほしいですか?私なら絶対にイヤです
スマホ依存やゲーム依存の結果、前頭葉を未熟にしてしまった症状が『ゲーム脳』とのことです。
ゲーム脳にしないためにはどうしたらいいの?
講師はゲーム脳を予防・改善する方法も教えてくれたよ
ゲーム脳を予防・改善する方法
予防法 | 改善法 |
---|---|
スマホやゲームを渡しっぱなしにしない | 五感を使った遊びをすることで『前頭葉』が活発になる |
五感って分かる?
視覚、聴覚、味覚、・・・あれ?なんだっけ?
おさらい
- 視覚(見る)
- 聴覚(聞く)
- 味覚(味わう)
- 触覚(触る)
- 嗅覚(嗅ぐ)
五感を同時に3つ以上使うことで、前頭葉が活性化します。
講師が、前頭葉を活発にする遊びを教えてくれました。
- 親子でダンス
- おてだま
- けん玉
私と長男は一緒にダンスをしたあとにけん玉をしたよ
講師のマネをしてダンスをしました。
長男と手をつないだり・抱っこしたり・歌を歌ったりしました。
→視覚・聴覚・触覚の3つを同時に使っています。
けん玉は、私が最初にお手本を見せてから長男にしてもらいました。
→視覚・聴覚・触覚の3つを同時に使っています。
テレビゲームがない頃の遊びって、考えられていますよね。
お手玉はシャカシャカ音がなるし、けん玉も木同士がぶつかってカコンカコン音がなります。
ベーゴマやメンコなんかもあるよね
ゲームやスマホがない頃の遊びって面白い!
面白い記事を発見したのでご紹介します。
フィギュアの羽生結弦選手のけん玉に関する記事です。
【フィギュアGPロシア】SP首位・羽生けん玉業界もけん引
出典元:東スポWeb(https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/figure-skating/1191811/)
そんな羽生が現在ハマっているのが、意外にもけん玉だ。世界で大ブームとなっており、リラックス効果と集中力を養えることから世界トップアスリートにも愛好者は多いが、羽生は“超フリーク”として知られる。
トップアスリート選手に、けん玉愛好者が多いことには驚きました。
元レスリング選手の吉田沙保里さんも、けん玉を合宿の合間に取り入れていることをブログで拝見しました。
子どもにけん玉をプレゼントすることにしました
長男にプレゼントしたつもりが、逆に私がハマっています
むずかしいけど、おもしろいね!
次に、講師が面白いお話もされていたのでご紹介します。
危うくゲーム脳になりかけた女の子のお話です。
実例
講師のところに相談に来たお母さんと4歳の娘さんがいました。
喋る言葉はまだふた言くらいだったそうです。
「くつ はく」
講師が言うには、女の子は「能面」みたいな顔をしていたとのこと。
- 笑わない
- 目を合わさない
講師は”不気味”に感じたとのことです。
この子は今までどのような生活をしてきたのですか?
朝から晩までずっと教育ビデオを見せ続けてきました
どうしてですか?
教育ビデオをずっと見せることで、将来賢い子どもに育つと聞いたからです
不謹慎ですが、笑ってしまいました。
母親は英才教育のために、娘を教育ビデオ漬けにしたそうです。
4年間、朝から晩までビデオを見せられ続けた子どもの脳は成長すると思いますか?
おそらく、女の子の前頭葉は全く成長していなかったでしょう。
講師が女の子を抱っこして、わらべうたを歌いました。
歌いながら、ゆ~らゆらすると次第に女の子は笑うようになったそうです。
わらべうたの最後に「ドボンっ」って言って池に落ちる真似をします。
どうやら、女の子のツボに入ったようです。
女の子は、「もっかい(もう一回)」と言うようになりました。
お母さんもびっくり!
「もっかい」という言葉を初めて娘から聞いたからです。
講師が言いました。
「もう一回」の言葉(能力)を獲得することはすごく大事
親は子どもの「もう一回」に応えることで、子どもとの信頼関係を築くことができるとのことです。
女の子が「もっかい」と言わなくなるまで、約50回。
歌ってゆ~らゆらドボンっを繰り返したとか。
50回も?!
私はめんどくさがって、長男の「もう一回」を断ってしまうときがあるけど、猛反省。
なんにせよ、その女の子はまだ間に合ってよかった。
まとめ
2歳、3歳の子どもにスマホを渡してアニメ動画やゲームをさせている風景をみることがあります
子どもはスマホ画面に熱心に食いついています。
親としてはラクですよね。
- スマホを取り上げたら、癇癪を起す子も多いのでは?
- スマホを『貸して!貸して!』と言っているのでは?
- 際限なく、ずーっとスマホを見ているのでは?
大事なことなのでもういちど。
脳は10歳頃までに急成長します、将来的に後悔しないためにもスマホとの付き合い方は考え直したいですね
ゲームも終わる時間を決めることが大事だね
スマホ育児に関するツイッターを3つご紹介します
スマホを上手に活用して育児をしていきたいね
私がスマホ依存症になっているから気をつけなきゃ
スマホ育児は、子供だけの話ではありません。
親がスマホに依存していることも『スマホ育児』だと考えています。
子どもをゲーム脳にしてしまうのは親の責任
ゲーム脳の講演会は、YouTubeやゲームとの付き合い方を考える良いきっかけになりました。
ありがとうございました。以上です。