電動鼻水吸引器って必要なの?
『メルシーポット』を買ったらいいの?
上記のお悩みを解決します。
- 価格だけで判断して電動鼻水吸引器を購入すると損してしまうかも?
- 7年以上使い続けている電動鼻水吸引器『おもいやり(AC-750)』の使い方 & レビュー
- 電動鼻水吸引器を使い始めて、7年以上経過しました(長男・次男ともに同じ電動鼻水吸引器を使っています=長持ち!!!)
- 電動鼻水吸引器の購入を検討されている方
- 子供の中耳炎で悩まれている方
- これから出産予定の方
- 子どもの中耳炎予防が期待できます
- 電動鼻水吸引器の選び方が分かります
それでは、本題に入ります。
メルシーポットいらない?個人的オススメ吸引機は『おもいやり』
結論です。
メルシーポットに比べると、正直言って可愛くはありません笑
むしろ、男らしい外観だよね!
長男が赤ちゃんのときから(本記事執筆中で7歳まで)使っています。
約7年間使っていますが、吸引力は衰えていません。
加えて、部品交換も一度もしておりません。
次男は現在で3歳ですが、『おもいやり』を使って毎日鼻を吸っています。
電動鼻水吸引器を購入するときに『おもいやり』か『メルシーポット』かで悩みました。
とことん調べていくと、価格だけで電動鼻水吸引器を選ぶのは『安物買いの銭失い』ではないか?という結論に至りました。
『おもいやり』を選んで、後悔なんてひとつもありませんでした。
私が『メルシーポット』ではなく『おもいやり』を選んだ決め手をご紹介します
電動鼻水吸引器の購入をお考えの方は必見です。
私たちが使っている『おもいやり(AC-750)』は、入荷未定となりました。
後継機種に、おもいやり(BM-500NS)があります。
『メルシーポット』と『おもいやり』比較
価格だけで電動鼻水吸引器を選んでしまうと、損をしてしまう危険性があります。
下記をご覧ください。
メルシーポット S-504 パーフェクトセット | おもいやり BM-500NS | |
---|---|---|
モーター | 説明書記載なし | ブラシレスDCモーター |
モーター寿命 | 約1000時間 | 約数万~数十万時間 |
最高吸引圧 | -83kPa ± 10%(最高吸引圧) | -80kPa±10% |
吸引圧調整ダイヤル | なし | あり |
吸引圧表示 | なし | あり |
排気流量 | 12L/min ± 20% | 16L/min±15% |
分解・洗浄 | 可能 | 可能 |
ボトル容量 | 220ml ± 15% | 500mL |
質量 | 約 800g(付属品含む総重量は約 1.02kg) | 2kg |
電源 | 専用ACアダプター | 内蔵 |
デザイン | かわいい | 病院に置いてそうな雰囲気 |
価格 | 10,890円 | 25,800円 |
Amazon | 楽天 |
価格だけで判断すると、『メルシーポット』の方が倍以上も安い。
この価格差なら『メルシーポット』で決まりね
はい。ストップ。
結論から言います。
『高いには高いだけの』の理由があります。
『安いから買う』っていうのは危険です。
ちょっと待って!安いから買うって考えは安易すぎるよ
え?
同じ電動鼻水吸引器なのに”なぜ”価格が倍以上も違うか考えてみた?
うーん・・・わかんない
メルシーポットとおもいやりのどちらを購入するのか悩みました。
子供に使う医療機器なので、自分なりにむちゃくちゃ調べました。
結果。
私は『メルシーポット』ではなく、『おもいやり』を選びました。
理由は下記。
『おもいやり』の商品ページを見てみると”売り”のひとつに『長寿命ブラシレスDCモータ』を採用と書いてありました。
ぶらし れす もーたー?
ググってみると、ブラシレスDCモーターの方が『高価』だけど、ブラシ付きDCモーターよりも寿命が『100倍長い』ことが分かったよ
っえ?!100倍も長いの?!
『メルシーポット』の取扱説明書にモーターの寿命時間の記載を見つけたよ
使用環境によって大きく異なりますが、ポンプのモーターの寿命は約 1000 時間です。
メルシーポット(S-504)取扱説明書(https://www.seastar.co.jp/products/manual/pdf/s504_manual.pdf)
約1000時間でも十分だと感じるけど・・・
調べてみると、一般的なブラシレスDCモーターの寿命は『約数万~数十万時間』と分かったよ
- メルシーポットS-504のモーター寿命・・・約1000時間
- 一般的なブラシレスDCモーターの寿命・・・約数万~数十万時間
一目瞭然で、ブラシレスDCモーターの寿命の方が長いことが分かります。
モーターについては、以下の資料を参考にさせて頂きました。
第2章
ブラシ付きDCモータ/ブラシレスDCモータ/ステッピング・モータのしくみとメカニズム荻野 弘司(https://interface.cqpub.co.jp/wp-content/uploads/interface/2010/01/if01_045.pdf)
制御用モータの違いは何か?どのようにして回転させるのか?
電動鼻水吸引器の命は『モーター』です。
モーターが壊れると修理または買い替えです。
電動鼻水吸引器の本体を買い換えるとなった場合、結局は高くつくことになります。
安物買いの銭失いね・・・
事実、私たちが『おもいやり(AC-750)』を使い始めて7年が経過しましたが能力低下は感じていません
- モーターが壊れた場合、修理または買い替えになり結局は高く付くことになる
- ブラシレスDCモーター(おもいやり)の方が『高価』だが、ブラシ付きDCモーターに比べると寿命が最大で『約100倍長い』
電動鼻水吸引器に限った話ではありません。
同じソフト・サービスでも安いもの・高いものがあるときは、なにかしら理由があるはずです。
もう一歩踏み込んで調べてみると発見があるかもしれませんね
モーター以外にも、おもいやりとメルシーポットの大きな違いは『吸引圧の変更方法』だと感じています。
おもいやりには、吸引圧変更ダイヤルが付いています。
おもいやりは吸引圧の表示も付いているので、数値を見ながら子供たちの鼻を吸っています。
対して、メルシーポットには吸引圧の調整ダイヤルや切り替えスイッチは非搭載です。
吸引圧は、『手元でノズルを細かく動かす』ことで調整をします。
メルシーポットは慣れるまでは、吸引圧の調整は難しいかもしれませんね。
私の中では『おもいやり(AC-750)』は、育児で買ってよかったものランキング1位です。
\メルシーポット(S-503)も見てみる/
私たちが、電動鼻水吸引器を購入した理由は2つあります。
- 手動の鼻水吸引器に抵抗があった
- 耳鼻科に通うのがおっくうになった
それぞれの理由をご紹介します。
手動の鼻水吸引器に抵抗があった
長男が6ヶ月ころのとき。
風邪を引いて鼻水を垂らしていました。
西松屋で手動の鼻水吸引器を買ってきました。
く、口で吸うんだよね?
そうだよ
手動の鼻水吸引器は、口で吸ってから子どもの鼻水を吸います。
正直に言います。
私は口で吸うことに抵抗がありました。
数日後。
手動の鼻水吸引機を使ったことが原因なのか分かりませんが、夫婦揃って風邪を引いてしまいました。
風邪をひいたことで手動の鼻水吸引器に抵抗が生まれてしまいました・・・。
※原因が手動の鼻水吸引器かは分からないけどね
耳鼻科に通うのがおっくうになった
赤ちゃんって大人に比べると中耳炎になりやすいです。
長男は、もれなく中耳炎になりました。
約2ヶ月もの間、週2回ペースで耳鼻科に通いました・・・。(あまりにもしつこいのでフェードアウトしました)
耳鼻科に行っても、診察して吸引して終わりです。
人気の耳鼻科だったので、30分以上は毎回待たされます。
診察時間は3分ほどです。
診察にたどり着くまでの『手間』×『時間』を考えたら、耳鼻科に通うよりも電動鼻水吸引器を購入したほうがいいという結論に達しました。※もちろん症状がひどい場合には耳鼻科を受診してください。
悩んで・・・調べて・・・購入したのが『おもいやり)』でした。
『おもいやり』メリット・デメリット
私が感じた『おもいやり』のメリット・デメリットをご紹介します
メリット | デメリット |
---|---|
FULLモードSAVEモード切替可能 高寿命の『ブラシレスDCモーター』 パーツを分解して洗うことができる 強さ調整はボリュームで簡単調整 消耗品パーツはあとから購入可能 フローで自動で吸引ストップ 持ち運び用のケースが付属 大人も使うことができる 見た目がカッコいい 組み立てが簡単 コードは収納 | 慣れない頃は組み立てが大変かも?(すぐ慣れます) 無骨なデザイン(笑) |
メリットのほうが多いと感じています
『おもいやり』の使い方
私たちの使い方を説明します
吸引する前に、水を少しだけ吸引してから使用します。
チューブ内に水が行き渡り、鼻水がチューブ内でヘバリつくことを軽減できます。
シリコンオリーブ管『みえーる』を鼻の穴に入れて吸います。
この『みえーる』すごいんです
●小さなお子様がいてガラスオリーブ管では壊してしまいそう。
出典元:鼻水吸引用 シリコンオリーブ管 みえーる ブルークロス製品情報(https://www.bluecross-e.co.jp/suc.html?tab=7)
●乳幼児のお子様の敏感肌にソフトなノズル。
●お手軽に分解洗浄できていつも清潔にしたい。
●吸引物を確認しながら使いたい。
「FULL」と「SAVE」モードの切り替えスイッチがあります。
吸引力は、ボリュームスイッチで調節します。
私たちが使うときは?
- 次男1ヶ月は、ボリュームスイッチを右に目一杯回した状態の「SAVE」モード
- 長男4歳はボリュームスイッチを右に目一杯回した状態の「FULL」モード
吸引が終われば、水を吸引してチューブ内の鼻水を流します。
もし、へばりついた鼻水が取り切れないときはお湯を吸引すると取れます。
吸った鼻水は、ボトル内に溜まっていきます。
使い終わったら、分解して洗った後に”たらい”に入れています。
長期間使わないときは箱にしまっています。
『おもいやり』は大人も使っている
私は風邪を引くとすぐに蓄膿症になります
長男の外耳炎治療のついでに、私も診察してもらうと『蓄膿症』だと判明しました。
自分で鼻をかむことはできますが、試しに『おもいやり』を使ってみました。
ズボボボボボ(あわあわあわあわ)
ちなみに、次男は1ヶ月のときに初めて『おもいやり』を使いました。
嫌がることなく吸うことができました。
『おもいやり』は赤ちゃんから大人まで幅広く使っています(現在進行形)。
残念ながら、私たちが愛用している『おもいやり(AC-750)』は入荷未定となっています。
後継機は、『おもいやり(BM-500NS)』になります。
おもいやり(AC-750)との違いは『FULLモードとSAVEモードで吸引力の切り替えスイッチがない』ところくらいでしょうか。
もちろん、高寿命の『ブラシレスDCモーター』です。
コロナ渦中は病院に行くのも気が引けていましたが、家に『おもいやり』があると安心しました
病院に行くことができないときにも、おうちで吸引できるのは助かりました
まとめ
ポイントと注意点をまとめておきます。
ポイント | 注意点 |
---|---|
私は『ブラシレスDCモーター』で高寿命の『おもいやり』を選んだよ! | 値段だけで判断して買うと、結局は『安物買いの銭失い』になるかも? |
いちばんのポイントは『おもいやり』は『ブラシレスDCモーター』で高寿命という点です。
安いものを購入しても、壊れてしまっては結局は高く付くことがあります。
赤ちゃんは風邪を引くと、中耳炎になる可能性が高いです。
鼻水をこまめに、電動鼻水吸引器で吸ってあげると中耳炎にはなりにくいです。
ティッシュで拭くだけでは、奥の鼻水は取り切ることはできません。
ティッシュで拭いてばかりいると鼻が赤くなっちゃうし・・・
カサカサにもなるよね
『メルシーポット』と『おもいやり』で悩んだ私は、調べつくしたうえで『おもいやり』を選びました。
7年目に突入した現在も、『おもいやり』は現役バリバリです。
個人的には、産後に買ってよかったものベスト1です。以上です。